乾燥が進む冬は、髪がパサつきやすく、気づけば“バチッ”と静電気が起こってしまいませんか?
実は、静電気が起こるのは「髪の水分バランス」と「キューティクルの状態」が深く関係しています。ここでは、冬に静電気が増える理由と、日常でできるヘアケア方法についてご紹介します。

■ なぜ冬になると静電気が起こりやすいの?
冬は湿度が低く、髪や肌が乾燥しやすい季節です。
髪の水分が不足した状態だとキューティクルが開きやすく、摩擦に対してとても敏感になります。
- 乾燥した髪は電気を溜め込みやすい
- ウールやアクリルの衣類・マフラーとの摩擦で静電気が発生
- ダメージ毛ほど静電気が強く出やすい
つまり、髪の乾燥 = 静電気の大きな原因なのです。
■ 静電気が髪にもたらす悪影響
- キューティクルがさらに剥がれやすくなる
- パサつき・枝毛・切れ毛を引き起こす
- 髪が広がり、まとまりにくくなる
静電気 → 髪のダメージ → さらに静電気が起きやすくなる
という負のループにつながってしまいます。
■ 今日からできる静電気対策ヘアケア
1) シャンプー後のトリートメントを丁寧に
特に「毛先を中心に」なじませるのがポイント。
保湿力の高いトリートメントを選びましょう。
2) 洗い流さないトリートメントで“保湿のフタ”
髪の水分を逃がさず、摩擦もやわらげてくれます。
3) ドライヤーは“8割温風 → 仕上げに冷風”
冷風はキューティクルを整え、ツヤをキープしてくれます。
4) ブラシは静電気の起こりにくい素材を
木製や豚毛ブラシがおすすめです。
5) マフラーと髪がこすれない工夫
髪をまとめる、ヘアオイルを少しだけつけるなどで摩擦を減らせます。
■ ヘッドスパで頭皮からうるおいケア
冬は頭皮も乾燥しています。
頭皮環境が整うと、根元からツヤのある髪が育ち、静電気が起きにくい状態へ。
当サロンのヘッドスパでは、
- 頭皮の保湿
- 血行促進
- リラックス効果
をしっかりサポート。
乾燥しやすい季節こそ、「髪」と「頭皮」の両方をケアすることが大切です。
■ まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 静電気の原因 | 髪の乾燥・摩擦・ダメージ |
| 対策 | 保湿・摩擦軽減・素材を選ぶ |
| おすすめケア | ヘッドスパや集中トリートメント |
冬は髪が一番ダメージを受けやすい季節です。
ちょっとしたケアで、ツヤとうるおいはしっかり守れます。
静電気が気になり始めたら、ぜひプロのケアも取り入れてくださいね。






